プロポリスは、ミツバチが巣を作るとき、内張りをしたり隙間などを埋めるために詰めたりする粘着性の物質です。ミツバチは、木の樹液やハーブの新芽などを集めてきて、これらを練り合わせてプロポリスを作り、産卵直後の巣房や巣の入り口、隙間などをうめてゆくのです。
プロポリスという名前の語源はギリシャ語で、「敵の侵入を防ぐ城壁」という意味を持っていますが、その名のとおり、巣を外敵から守るために役立っています。プロポリスを作るのは、ミツバチの中でもセイヨウミツバチだけで、ニホンミツバチやトウヨウミツバチは作ることができません。ちなみに、プロポリスの現物は、見た目、こげ茶色のねっとりとした物質です。
プロポリスには、ふんだんに栄養素が含まれています。桂皮酸(アルテピリンC、p-クマル酸)、フラボノイド、テルペイノイドなど、ふだんはあまり耳にしないものですが、これらが驚くべき効果を持っているといわれています。
例をあげると、摂取することで血糖値が下がった、頑固だった皮膚病が完治した、アトピー性皮膚炎の再発が防げた、高血圧が改善したというものをはじめ、癌や難病が治ったというものまでたくさんの効果が報告されています。胃癌、肝臓癌、肺癌、乳癌、卵巣癌、悪性リンパ腫、C型肝炎、アルコール性肝炎、脳梗塞などに効果を発揮した例も、たくさんあります。治療のために摂取する人も、予防のために摂取する人もあり、広く重用されています。
プロポリスの製品も、エキス状のもの、錠剤のもの、キャンディになったもの、プロポリス入りのはちみつなど、様々な種類のものが作られ販売されています。ほかの蜂製品である蜂の子やローヤルゼリー、蜂蜜などと比べて、ひとつの蜂の巣から、ほんのわずかしか取ることができないため、とても貴重で高価です。