私の母が耳鳴りを訴えるようになって調べていて、初めて知ったのですが、日本では「標準耳鳴り検査法」という法律が、1993年に制定されているそうです。ここには、患者が耳鳴りを訴えてきたたきのために、検査する項目が定められていますが、多くの場合は医師の判断によって省略されるようですが、以下の問診項目にあらかじめ記入して持っていくと、より効果的な治療が受けられると思います。
1)耳鳴りの部位
右耳・左耳・両耳・頭皮上・頭蓋内
2)耳鳴りの種類
右耳 一種類・二種類・三種類以上
左耳 一種類・二種類・三種類以上
頭部 一種類・二種類・三種類以上
3)耳鳴りの音
ピーピー、シャーシャーなど、聞こえる音を具体的に。
4)耳鳴り音の高低
高い音・低い音・どちらともいえない
5)耳鳴り音の清濁
澄んだ音・にごった音・どちらともいえない
6)耳鳴りの大きさ(5段階で)
とても小さい・小さい・中くらい・大きい・とても大きい
7)耳鳴りの持続(5段階で)
ほとんど鳴らない・たまに鳴る・鳴ったり止まったり・たまに止まる・ほとんど鳴っている
8)耳鳴りの気になり方(5段階で)
ほとんど気にならない・仕事中は忘れている・仕事中も時々気になる・気になるが仕事はできる・気になって仕事が手につかない
9)その他の特徴
・脈打つ うつことがある・うたない
・音色が変わる 変わることがある・変わらない
・大きさが変わる 変わることがある・変わらない
・耳鳴りのため眠れない 眠れないことがある・眠れる
耳鳴りには原因が様々あり、それぞれによって治療方法が異なります。正しい治療方法を行うために、たくさんの検査をします。
| 純音聴力検査 | 聞こえ方を調べてグラフで表します。 |
| ピッチマッチ検査 | 耳鳴り検査装置で、高さの聞こえ方を調べます。 |
| ラウドネスバランス検査 | 音の大きさの感覚を調べます。 |
| 遮蔽検査 | 雑音などを出して耳鳴りが止まるかどうかを調べます。これによってで周波数がわかります。 |
| ABR検査 | 音を出して、脳波を調べます。 |
| 音響イオンピーダンス検査 | 中耳の状態、音に対する神経の反応をみます。 |
ほかに画像検査として、レントゲン、CT、MRI、MRA、PETを行う場合があり、原因がわかったらそれぞれに見合う治療と投薬をしていきます。耳鳴りは大きな病気の症状のひとつであることがあり、調べていて原因がみつかることもあります。それでもわからない場合は、星状神経節ブロックなどの特殊な治療法、またビタミン剤や循環改善剤、精神安定剤の投与などが対症療法として使われます。また、医師によっては「気にしないように」「年をとるとあたりまえの症状」「耳鳴りと上手につきあっていきましょう」などとアドバイスされることも多いのも現状です。